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【CIAが頼る情報源】ジム・リカーズによる"未来"の経済解説

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CIA、ホワイトハウス、国防総省に対して助言を行ってきた地政学の専門家ジム・リカーズが、独自の視点から経済・金融の動向を解説。今後世界がどう動くのか?どんな投資チャンスが現れるの…
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#市場

AIは悪者の手にわたった。フェイク画像で株価暴落?

From:ジム・リカーズ ChatGPTと人工知能(AI)が話題だ。   実際AIとGPTの組み合わせは、今日の株式市場に好パフォーマンスをもたらすほぼ唯一の原動力となっている。   AI/GPTの高度な機能を備えた少数の企業(マイクロソフト、エヌビディア、グーグル、アップル、その他数社)は急騰。理由には、新しいテクノロジーによってもたらされる利益と生産性への期待が挙げられる。   もしAI/GPT関連銘柄を株式市場の指標から外した場合、残りの銘柄では年初来で下落するだろ

米国は日本を追うように「失われた10年」に突入し、資産バブルを迎えるのか?

From:ジム・リカーズ 株式市場は今、非常に不安定な状態にある。激しい変動から見えてくるのは、連邦準備制度理事会(FRB)や他の主流アナリストが使っている景気情勢を読むためのモデルは、不適切だということだ。 FRBは市場についての多くの推測を立てている。例えば、市場は常に効率的であるなど。しかし、推測は間違っている。現在の不安定な状況下では、前日終値と当日始値に大きな隙間ができる。これは、夜間の間に売り注文が殺到したり、海外市場の相場が大きく上昇したりするのが理由だ。「