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クジラ、イルカ、鳥類を死に至らす"クリーン・エネルギー"…これが地球に優しい技術なのか?

From:ジム・リカーズ

ジム・リカーズは、ウォール街で40年の経験を持つ金融・経済の専門家。地政学に精通している彼は、地理的な条件から、軍事や外交、経済を分析することを得意とする。実際、米国における彼への信頼は非常に厚く、CNBC、ブルームバーグ、ウォール・ストリート・ジャーナルといった世界的なメディアに数多く出演し、政治問題や経済の動向について提言を求められてきた。さらに彼は、ホワイトハウス、CIA、国防総省の元顧問である。2008年にはリーマンショックの発生を予測し、CIAに対して助言を行っていた。彼のもう一つの肩書きは、5冊のベストセラー本の著者。その著書には『The New Case for Gold』(邦題:いますぐ金を買いなさい)や『The Death of Money』(邦題:ドル消滅)がある。政府機関が信頼を置いてきた彼の予測や提言は、きっとあなたの金融知識の向上、ひいては資産形成にお役立ていただけるだろう。

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今、話題のクリーンエネルギー。

気候変動主義者は、風力発電や太陽光発電、電気自動車(EV)が、石油や天然ガスに代わる技術だと主張している。

だが、あなたは知っているだろうか?

世界各国が必死に推し進めているクリーンエネルギーが今、環境破壊を起こしていることを…

例えば風力発電は、莫大な数のクジラ、ネズミイルカ、鳥類を死に至らす。実際、ニューヨークポストは「風力発電所が増える中、クジラの死が急増している」と報じた。

出所:ニューヨーク・ポスト

この記事の中で、エネルギー・環境法律研究所の上級研究員のスティーブ・ミロイ氏はこう述べている。

「バイデン政権は、「地球を救おう」という名目のもとに、絶滅危惧種のクジラを死に追いやる洋上風力発電を認めている。『クジラを救え』から『クジラを殺せ』になったのだ」

また、環境問題に取り組む非営利団体CFACT(Committee for a Constructive Tomorrow)の代表、クレイグ・ラッカー氏は風力発電所の建設についてこう述べた。

「建設場所選定のためのソナー(音波探知機)が、クジラに衝撃を与えている証拠がある。そして、多数の海洋哺乳類の死骸が海岸に打ち上げられている。しかし、建設は推し進められているのだ。」

米国の報道機関プロパブリカによると、今後10年間で3,000を超える風力発電が建設される予定である。さらに、連邦政府が管理する240万エーカー(約97億平方メートル)の海域には、約1万マイルのケーブルが敷設される予定だ。

これにより、多くの船舶がクジラの生息地を高速で航行するようになる。するとどうなるか?海洋生物が衝突する危険性が高まるのだ。

出所:FNN

事実、環境保護団体はこう述べている。

「海洋生物の死亡数は、過去半世紀で前例がない程だ。例年と異なる要因は、この地域の洋上風力発電所の稼働域が広範囲にわたり、大規模なことである」

多くの気候変動主義者たちは、こうした実態が見えていない。多数の海洋生物を死に至らしめ、地球に大きな傷跡を残していることに気付いていないのだ。

「虚言」と「こじつけ」

クジラに関する話だけではない。環境保護に関する報告書には、疑わしい仮説や論理に欠けたものが散見される。例えば、こんな報告書まである。地球温暖化と米大リーグ(MLB)のホームラン数の間には因果関係がある、と。本当にそうなのだろうか?

出所:Yahoo!ニュース

言うまでもなく、このレポートは"ただのこじつけ"である。環境保護詐欺の終焉は時間の問題だろう。もうしばらくの間は、良くできた机上の空論につきあうしかない。彼らが我々に与える損害が最小限に抑えられること、そして世界がクジラを守る道を選ぶことを願うばかりだ。

〜編集部より〜

現在、ジム・リカーズさんが行った最新の調査結果はこちらで公開しています。

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