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その日、政府は国民を裏切った

From チャールズ・ミズラヒ

株式市場で40年以上のキャリアを持つ投資のエキスパート。20歳の時に、ウォール街でキャリアをスタート。その後、23歳の時に自身の資産運用会社を立ち上げると翌年1987年から1993年の7年連続で全米No.1リターンを出すことに成功。その手腕が瞬く間に知られることとなり、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・クレディスイスなど世界トップの金融機関からも資産運用を委託される。また、35歳の時にはコモディティ・トレーダーとしても全米No.1のリターンを出した実績を持つ。世の中の数多ある情報から“ノイズ”と“シグナル”を見極めることを得意とし、2011年には、当時メディアから「今後株価が上がることはない」と酷評されたAppleとMicrosoftを推奨。それぞれ1,300%以上のリターンをもたらすこととなった。また、ブラックマンデー・ITバブル・リーマンショックを事前に予見し、当時の顧客を22%、78%、50%の暴落から守ったことで知られる。現在は主に個人投資家向けの活動に従事。彼の記事はNewYork Times、Barrons、Wall Street Journalをはじめ多数の経済・金融メディアからも取り上げられている。また、彼が執筆するニュースレターは7万人の顧客に購読されており、その中にはメリル・リンチ・モルガン・スタンレー、JP・モルガンなど世界トップの投資銀行も含まれる。

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2020年…COVID-19によるパンデミックは、言わずとも、世界中に大きな影響与えた。しかし…その裏で、アメリカ政府は私たちを裏切るような行為をしていたことを知っていただろうか?

家族や友達、私たちの周りの人がCOVID-19により辛い思いをしている中、彼らは、立場を利用して私腹をこやしていたのである。一体何をしたのか…?

何百人ものアメリカ政府の役人がインサイダー情報をもとに大きな資金を手にしていたのだ。

違法ではないかもしれないが、これは決して正しい行為ではないと思う。政府が国民を裏切ったのだから…

裏目に出たアメリカ政府の対応

アメリカ政府がCOVID-19に対応するのは早かった。2020年1月の時点でCOVID-19に対する処理計画を立てていたのだ。

これは世間には公表されていない。国民には何も知らされず、当時はただの感染症がそれほど深刻なものになると考えていなかった。

「心配ない」「数ヶ月終わる」アメリカ政府はそのような言葉を投げかけた。そして、何百万のアメリカ人がその言葉を信用してしまった。

しかし、その裏アメリカ政府は、中国での蔓延の速さに驚き、米国の保険当局はすでに厳戒態勢の状態でパンデミックに備えていたのだ。

2020年2月29日、事態が一変した。シアトル近郊の病院でCOVID-19による初めての死者が出たのだそこからたった5ヶ月の間に全米にCOVID-19が広まり、死者は10万人を超える勢いになった。政府の対応は全てが裏目に出てしまい、結果として我々国民を混乱の渦に巻き込んだ。

だが、我々が政府の信用を落としたのはこれだけが理由ではなかった…

政府のもう一つの“裏切り”

引用:THE WALL STREET JOURNAL

全米がこのような危機的な状況の中…政府の人間は自分が私腹を肥やすことしか考えていなかったのだ。

事実、財務省が2020年3月に1兆ドルの景気刺激策を準備している間にいくつもの不正が発覚。

・米国運輸長官のエレイン・チャオは60万ドル以上の株を購入

・財務省のジェフ・ゲットマンはこれから高騰するであろう15の銘柄を購入し、財務情報開示によると、合計で約3万ドル〜26万ドルを所有

・国防総省の約240人の役人たちは、医療品やバイオテクノロジー関連の株を合計900万ドルから2,800万ドル所有

引用:THE WALL STREET JOURNAL

驚くことに、2020年3月だけでアメリカで87,000人が亡くなっている中、議会は過去最大の取引量を記録したのだ。これはとんでもない裏切りである。ワシントンで起きたことをおかしいと思うのは、私だけではないはずだ。

“正しいことをしなさい”

幼い頃、きっと誰もが親から「正しい事をしなさい」と教えられたのではないだろうか。私自身「人として正しいことをすることが最も大切なことだ。」と家族から教わった記憶がある。

100%合法でない情報を取引して、資産を築く事は正しいことではない。その代わり、正しい方法で資産を築こう。

もちろん、お金を稼ぐことは決して悪ではない。むしろ素晴らしいことである。お金に余裕があることで、誰かに手を差し伸べることができることもあるだろう。

儲けることが悪なのではなく、その手法が問題なのだ。政府関係者に是非このことを伝えたい。

P.S.

では、政府に身を任せることなく、自らの力で資産を築いていくにはどうすれば良いのか?その方法と資産形成にピッタリな企業をこちらでご紹介している。

P.P.S

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