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【No.2】2024年に注目すべき3つのメガトレンド

Financial ダイレクト | 経済メディア

From:チャールズ・ミズラヒ


株式市場で40年以上のキャリアを持つ投資のエキスパート。23歳の時に自身の資産運用会社を立ち上げると、7年連続で全米No.1のリターンを出すことに成功。その手腕は瞬く間に知られることとなり、ゴールドマン・サックスやJPモルガン、クレディスイスなど世界トップの金融機関から資産運用を任されるように。また、35歳の時にはコモディティ・トレーダーとしても全米No.1のリターンを出した実績を持つ。2011年には、当時メディアから「今後株価が上がることはない」と酷評されたAppleとMicrosoftを推奨。それぞれ1,300%以上のリターンをもたらすこととなった。彼の洞察はNewYork Times、Barrons、Wall Street Journalをはじめ多数の経済・金融メディアで取り上げられている。また、彼が執筆するニュースレターは7万人の顧客に購読されており、その中にはメリル・リンチ、モルガン・スタンレー、JP・モルガンなど世界トップの投資銀行も含まれる。

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先週に引き続き2024年に注目すべきメガトレンドについてお伝えする。

本日紹介するのは「半導体」トレンドだ。

世界は今、デジタル化の嵐に巻き込まれている。

電気自動車、人工知能、スマートフォンに至るまで、今や身の回りのあらゆるものに半導体が必要とされているほどだ。

日々の生活で、半導体が含まれたものを見ないことはもはやない。

実際、2023年の半導体の市場規模は78兆円。

2024年には88兆円まで、わずか1年で12%成長することが見込まれている。

(1ドル=150円で計算)

出所:WSTSのデータを基にFinancialダイレクト作成


しかし、そんな半導体だが、昨年から今年の初めにかけて、市場にあまり評価されていない時期が続いていた。

在庫は積み上がり、売り上げは低迷。

半導体関連銘柄の多くの株価は急落したのだ。

まさに真夏に売られている雪かきのようなバーゲン価格で取引されていたのである。

そんな中、2022年11月、OpenAIがChatGPTを発表。

出所:OpenAi


驚異的なスピードで業界の覇者へと駆け上がったこのサービスは、生成AI普及の皮切りとなった。

実際、アクティブユーザー数1億人に達するのにかかった期間はわずか2ヶ月

これは、ティックトックの4.5倍、インスタグラムの15倍、ウーバーの35倍もの速さだ。

このブームにより、GAFAMなどの大手企業、政府も生成AI業界に乗り出すように。

✔︎2023年1月:マイクロソフトが生成AIによるサービスを開始
✔︎2023年5月:広島で行なわれたG7にてAIにおける国際的な指針が決定
✔︎2023年6月:グーグルは対話型「Bard」を発表

これらの出来事により、AIは私たちの生活に欠かせない一部となった。

そして、それに伴い、AIの心臓とも呼ばれる半導体チップの需要も増加傾向にある。

実際、半導体市場の約80%のシェアを占めるエヌビディアは、わずか1年の間に約250%上昇。

出所:TradingView


アップル、マイクロソフト、アルファベット(グーグル)、アマゾンに次ぐ時価総額世界5位の位置にまで成長している。

今後もますます生成AI業界は発展していくことだろう。

それに伴い、欠かせない部品の一つである”半導体”はますます成長を遂げる可能性が高い。

このトレンドから目を離さないことは、投資家に大きな恩恵をもたらすことだろう。

〜編集部より〜

ミズラヒさんが2024年に注目する3大トレンド。

その中でも特におすすめの業界と企業の情報について、こちらの動画にて解説しています。

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