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1,000%の投資リターンが狙える“3つの条件”とは?

From:イアン・キング

「1銘柄」をたった「1回」売買しただけ…
1年で18,325%のリターンをもたらした投資のエキスパート:イアン・キング

株式市場で20年以上のキャリアを持つ投資のエキスパート。当時ウォール街の王と言われたソロモンブラザーズ、米国6大銀行のシティグループで着実に投資家としての力をつけた。2008年のリーマンショックのときには、株式市場が大暴落する中、立ち上げたファンドは339%という驚異的なリターンを達成。彼の優れた分析力と将来を見通す力は注目されて、Forbes、Fox Business News、Yahoo Financeなど、米国では有名な経済・金融メディアに多数取り上げられている。AI、5G、自動運転、IoT、EV(電気自動車)、再生可能エネルギーなど、最先端のテクノロジーを持ち、大きな株価上昇が期待できる銘柄を発掘することに定評がある。事実、彼が推奨した投資先は18,325%、1,934%、1,061%、919%のような驚異的なリターンをもたらしている。彼が執筆する有料レポートは創刊後4年間で全世界119カ国、およそ12万人の顧客に購読されており、その中にはゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JP・モルガンなどの有名企業のアドバイザーも含まれる。

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スパイ気球


最近、ニュースや新聞を見ていると、よく目にする単語がある。

それは、中国だ。

これは、最近中国が米国上空に、スパイの気球を飛ばしたからだろうか?

あるいは、台湾侵攻を試みようとしている噂が流れているだろうか?

今や世界を代表する大国となった中国は大きな影響力を持つため、何かと話題になることが多い。

そして、経済・金融の世界においてもいうまでもなく大きな影響力を持つ。

そんな中、私が注目しているのはある業界で繰り広げられている”テクノロジー戦争”だ。

”戦争”というと少し恐ろしく感じるかもしれない。

ただ、これは私たち投資家に大きなリターンをもたらす可能性を秘めている。

なぜ、そのようなことが言えるのか?

それは、ある3つの条件が揃おうとしているからだ。

この3つの条件が揃うと、今後5年間で投資家が大きなリターンが狙えるチャンスがある。

今後5年間で大きなリターンが狙える”3つの条件”

実際、過去にもこの”3つの条件”が揃ったとき、
投資家は大きなリターンを得ることができた。

そして、過去にこの条件が揃い、
投資家が大きなリターンを得られた出来事はこのように3回あった。

  1. アメリカのシェールブーム

  2. グリーンエネルギー

  3. バイオテック

では、3つの条件が何かというと、
「政府の資金援助」「イノベーション」「民間投資」である。

それぞれ、どのようなものなのか
シェールブームを例に出して説明しよう。

何十年もの間、アメリカは自分たちの地位が脅かされる
危険にさらされていた。

なぜなら、敵対国から石油を輸入しており、
依存状態にあったからだ。

実際、1970年代にアメリカの石油生産はピークに達し、
その後35 年間低迷。 

出所:U.S. Energy Information Administration

2000年代初頭までに、
アメリカの1日あたりの石油生産量は半分に減少していた。

そのため、ベネズエラ、サウジアラビア、ロシアといった国々に
石油を頼る必要があった。

そこで最初に手をつけられたのが、
条件の1つ目「政府の資金援助」である。

アメリカが海外から石油依存を脱却するために、
ある方法があった。

それは、アメリカの海底に埋まっている、
未開発のシェールガスを掘り当てることだ。

ただし、1つ問題があった。
それは、シェールガスを掘り出すには莫大な費用がかかること。

そこで、政府は研究開発のための補助金と減税を開始し、
2002年までに100億ドル相当の資金援助を行なったのだ。

その結果、シェールガスを掘り出すことに成功。

政府の援助がなければ、
シェールガスは今でもアメリカの海底に埋まったままだっただろう。

政府の資金援助が出たことで、研究開発が進み
条件の2つ目「イノベーション」が起こった。

このイノベーションにより、
シェールガスを安価で採掘できる技術が発達したのだ。

そして、イノベーションの発生により、民間投資が殺到。

アメリカの資産運用会社の一つKKRは3億1,200万ドルを投資。
大手石油会社のエクソンは300億ドルの投資計画を発表した。

これが3つの条件「民間投資」だ。

このように、

●政府の資金援助
●イノベーション
●民間投資

という3つの条件が重なり、シェール革命が起こったのである。

そして、エネルギー関連の企業はこのような株価を大きく上昇させたのだ。

パイオニア・ナチュラル・リソース (NYSE: PXD)は1,700%上昇
シービーアール・エナジー (NYSE: CVI)は3,000%上昇
シェニエール・エナジー (NYSE: LNG) は4,500%上昇

そして、グリーンエネルギーでも同じことが起こった。

まず、政府の資金援助があった。

過去 10 年間で、政府はグリーンエネルギーに 5,000億ドルを注ぎ込んだ。

それがイノベーションに拍車をかけ、電気自動車などで技術発展が起こった。

そして、民間投資を呼び込み過去10年間で、民間投資は1,050億ドルに及んだ。

そして、バイオテック業界でも同様のことが起こった。

例えば、2019年に発生したコロナウイルス時。

政府はワクチン開発のために、企業へ資金援助を実施。
100億ドル近くの資金援助を行なったと言われている。

その結果、ワクチン開発のための研究と技術開発が急速に進み、ワクチンは数か月以内に開発された。

そして、民間部門、政府、慈善団体から1兆ドル以上の資金が投入されたと言われている。

その結果、ワクチン製造企業の株価はこのように上昇した。

モデルナ (Nasdaq: MRNA) の株価は2,000%上昇
バイオンテック (Nasdaq: BNTX) の株価は1,154%上昇
オラメッド・ファーマシューティカルズ (Nasdaq: ORMP) の株価は836%上昇

そして、今この”3つの条件”が揃おうとしている、ある業界がある。

それは半導体業界だ。

半導体は第4のブームになるか?


現在、中国は半導体生産で力をつけてきており、アメリカも中国から半導体の輸入を行なっている。

ただ、中国が半導体市場で勢力を拡大していることにアメリカは危機意識を持ち始めている。

そこで、2022 年 8 月に出されたCHIPS 法により、政府は数十億ドルを投じて半導体チップの製造を国内に戻したのだ。

これに続き、10月に中国の半導体メーカーへの特定の輸出を制限した。

その流れを受けて、今”3つの条件”が揃おうとしている。

1.政府の資金援助

政府半導体チップ製造を国内で実施するために、CHIPS 法を通じて 2,500億ドルを投じた。

2. イノベーション

イオン注入と呼ばれる新しい半導体製造技術が最近登場した。
このプロセスにより、半導体チップの生産がより正確かつ効率的になる。

3. 民間投資

ウォーレン・バフェットは半導体市場に50億ドルを投資している。

そして、著名投資家の一人、レイ・ダリオが設立したブリッジウォーターアソシエイツは、半導体チップに2億ドル近く投資をしている。

過去3回、”3つの条件”が揃ったことで、
投資家は1,000%以上の投資リターンを得られるチャンスがあった。

そして、次は半導体業界においてこの条件が揃うとしているのだ。

今後、1,000%以上のリターンが狙える、半導体市場は目を離さずウォッチしておくべきだろう。

イアン・キング

P.S.

~編集部~

半導体に加え、AI、EV、再生可能エネルギーなど
テクノロジー企業を発掘するプロのイアンさん。

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