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【バフェットの秘密】“投資家”→✖️ “保険屋”→⭕️

「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏。

実は「保険屋」だったことを知っていますか?

1965年から2021年まで、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの累積利回りは364万1,613%になりました。

出所:trading view

これはつまり、バークシャーに1万円を投資していたら、今頃約3億6,000万円になっていたということです。

その成功要因はバフェット氏の投資能力のおかげだと思うかもしれませんが、それは一要素にすぎません。

バークシャー成功の基盤にあったのは、他人のお金を使って資産を運用していたことです。

他人のお金…それが保険加入者の保険料。

バークシャーは保険加入者の資金1,470億ドル(約21兆円)を投資に活用してきました。実際、同社はGEICO、General Re、Berkshire Hathaway Reinsurance、National Indemnity などいくつかの保険会社を持ち、50年以上にわたって、運用してきたのです。

保険会社は、保険金請求に対応する前に、前払いで保険料を徴収します。顧客が保険金請求をするまで現金は支払われないため、その間、保険会社は投資が可能になります。

つまり、利子のない他人のお金を使って投資をしているということ。

このため、バークシャーは投資に対して巨額かつ長期的な投資戦略を取ることが可能になるのです。

ただ、リスクとしては大規模な保険引受損失が発生が考えられます。

しかし、バークシャーにはその損失を引き受けられるだけの豊富な資金力があるのです。

<2023年8月時点でおよそ22兆円の現金貯蓄額があることを発表>

出所:fortune (1ドル150円換算)

バフェット氏は、「バークシャーは他の保険会社にはない大惨事に対処できるように構築されており、その優先順位はチャーリー・マンガーと私がいなくなった後も長く残るだろう」と述べています。

「先にお金を集めて数年経ってからお金を返すビジネス」が保険であり、投資家にとって最も都合の良い事業でしょう。

そして、この「保険ビジネスの特徴」に目をつけているのは、バフェットだけではありません。

日本TOPクラスの大富豪、ソフトバンク会長の孫正義氏も保険会社に対して買収・運用を仕掛けています。


出所:Bloomberg
出所:日本経済新聞
出所:finance watch

そんなバフェットや孫正義氏も手をつける「最強のビジネス」保険。

そんな保険を私たち個人投資家でも資産形成に取り入れられるのがオプションです。

実際、オプションというのは、「株式市場のリスクに備える保険」として開発されたもので、今危惧されている景気後退や株価急落に備えられる取引になります。

こちらの特集で、保険としてのオプションを簡単に紹介しています。
ぜひご覧ください!