【2024年】景気後退/株価下落に備える“株式保険”とは?
2024年の世界経済・株式市場はどうなると思いますか?
「強い米国経済に支えられて株高になる」
「2023年同様上昇基調は変わらない」
「新NISA導入もあって伸び続けるのでは?」
様々な意見があると思いますが…現在の経済データは何を表しているのでしょうか?
実は今、こんなデータが発表されています。
◉今後の景気が予測できるデータ
こちらにあるのは「逆イールド」を表すチャート。別名「景気後退のサイン」とも言われてる指標です。
この指標が0より下に落ちた後は、過去必ずと言っていいほど、景気後退・株価急落という結果になっています。
事実、1957年以降、逆イールドは10回発生し、その後のS&P500種株価指数はすべてマイナスです。
そして今、再び逆イールドが発生。
“株価急落の前兆”が誰の目にも明らかになっていることがわかるでしょう。
では一体、私たち個人投資家はどうやって備えればいいのでしょうか?
株を売った方がいいのか、それとも買い増しのチャンスなのか、どっちなのでしょうか?
実は、どちらでもない「第三の方法」があります。
それはまだ日本多くの投資家が知らない投資手法です。
別名…“株式保険”。
“株式保険”は持っている株を売らずとも景気後退・株価下落に備えることができる世界の投資家の間では一般的になっている金融商品です。
投資の神様ウォーレン・バフェットや世界一のヘッジファンドを運用するレイ・ダリオ氏なども活用している方法になります。
そんな別名“株式保険”と言われる金融商品は
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「プット・オプション」です。
正式には設定された期間内に、現物株式などの金融商品を特定の価格で売れる権利のこと。
例えば、あなたが1万円の株を100株持っていたとします。合計で100万円の投資です。
その株が50%下落したとしましょう。
そうすると株価は5,000円になり、あなたの資産も半分になってしまいます。
しかし、もし9,000円で売れるプット・オプション(9,000円で売れる権利)を予め持っていれば、株価が5,000円だったとしても市場で9,000円で売却することができるのです。
つまり、株価が半分になっても、10%の損失で済むということ。
株を持っている人にとってプット・オプションは「株価の下落保険」のようなもの。保有株の株価が下落したとしても、安心して投資を継続できるでしょう。
次回の特集では、「保険」としてのオプションを深堀した特集「バフェットの秘密」をお伝えします!
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