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米国が犯した最大の”大罪”?

From:イアン・キング

株式市場で20年以上のキャリアを持つ投資のエキスパート。当時ウォール街の王と言われたソロモンブラザーズ、米国6大銀行のシティグループで着実に投資家としての力をつけた。2008年のリーマンショックのときには、株式市場が大暴落する中、立ち上げたファンドは339%という驚異的なリターンを達成。彼の優れた分析力と将来を見通す力は注目されて、Forbes、Fox Business News、Yahoo Financeなど、米国では有名な経済・金融メディアに多数取り上げられている。AI、5G、自動運転、IoT、EV(電気自動車)、再生可能エネルギーなど、最先端のテクノロジーを持ち、大きな株価上昇が期待できる銘柄を発掘することに定評がある。事実、彼が推奨した投資先は18,325%、1,934%、1,061%、919%のような驚異的なリターンをもたらしている。彼が執筆する有料レポートは創刊後4年間で全世界119カ国、およそ12万人の顧客に購読されており、その中にはゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JP・モルガンなどの有名企業のアドバイザーも含まれる。

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2兆1,000億ドル(291兆円)
これが何の金額が分かるだろうか?

2023年の米国の国家予算が1兆6,580ドルであるので、
この数字はその1.3倍に相当する。

米国でこの多額の費用が”ある1つの出来事"に使われたのだ。
もしかしたら、検討がついているかもしれない。

それは、”イラク戦争”。

2003年に勃発したイラク戦争は2011年まで8年以上も続き、
50万人もの犠牲者が出るほどの大きな戦争となった。

このように莫大な費用と犠牲者を出しイラク戦争は、
米国が歴史上起こした”大罪”と言っていいかもしれない。

米国に与えるダメージも大きいものだったと言えるだろう。

そして、米国が失ったものは多額のお金と多くの犠牲者だけではない。

実はこの戦争のウラで、ある最先端技術を失っていたのである。

○イラク戦争のウラで失われた最先端技術とは?

時は2009年にさかのぼる。

米国にはかつて”A123システムズ”と呼ばれる企業が存在した。

これは電気自動車(EV)用バッテリーを開発していた企業。

EVバッテリーと言えば、今や世界中の誰もが求める技術と言えるだろう。

なぜなら、EV市場は2027年までに市場規模が1兆4,000億ドル(約194兆円)*にまで拡大すると予測されており、今後大きく伸びる市場だからだ。

そして、このA123システムズは”リン酸リチウムバッテリー(LFP電池)”と呼ばれるEVバッテリーを製造しており、これは今やEVに使用される主流のバッテリーにもなっている。

そして、同社のLFP電池は大手自動車メーカーであるゼネラルモーターズ”や”クライスラー”に使用されるほどの技術力を持っていた。

そのようなこともあり、当時のオバマ政権によって創設された『グリーンエネルギープログラム』により、同社は2億4900万ドルの融資を受けていたのだ。

これがA123システムズの成長を後押し、ついに上場を果たすことになる。

その後、同社は順調に成長していくように見えた…

しかし、2010年にある問題が発生する。

それは、
『米国政府が多額のお金を使いすぎているのではないか?』
という懸念が上がったのだ。

○回ってきたイラク戦争の”つけ”

というのも、2010年はイラク戦争真っ只中。
そして、戦争も激化している状況だった。

そのため、米国政府はできるだけ国の支出を減らす必要があったのだ。

そこで支出削減の対象として目を向けられたのが、”企業への資金援助”。

その企業の一つにはEV業界も含まれており、
EV関連企業へ補助金がストップされてしまったのだ…

これにより政府からA123システムズへの補助金もストップされ、同社は経営破綻。

そして、今後EV事業を伸ばそうとしていた中国企業に、同社は”たった1ドル”で買収されてしまったのだ。

中国は今や世界でEVバッテリー製造のトップを走っている。

米国もそれに追いつこうと、政府がEV用バッテリーのプロジェクトに総額90億ドルを投資しているが、この10年で開いた溝は大きいと言えるだろう…

もし、イラク戦争に費やした多額の費用がなければ、A123システムズは米国で順調に成長していたかもしれない。

そして、米国は世界一のEVバッテリー大国になっていた可能性もあるだろう。

今後、米国政府がこのような”過ち”を二度と起こさないよう、正しい“先見性”と“ビジョン”を持ってくれることを願っている。

そして、あらゆるテクノロジーが米国内でも発展していけるよう、政府がしっかり支援してくれることも期待したい。

イアン・キング

P.S.
イアンさんは最新のテクノロジーを持ち株価上昇が期待できる銘柄を見つけ出すプロ。
今まで25年以上のキャリアを持ち、投資家に大きなリターンをもたらしてきました。

その中にはたった1銘柄で18,325%のリターンをもたらしたものもあります…

そんなイアンさんが

>>「次に来る!」と考える銘柄とは?


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