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EVの1強時代が終わる?テスラを超えた。意外な企業が登場?

これまでEV業界でトップを走ってきたテスラ。今、その地位を脅かされているのをご存知でしょうか…?

出所: 日本経済新聞


その企業は、2022年、プラグインハイブリット車とEV車を含めるとその販売数でテスラを上回るまでに。

そして、2023年にはEVだけでテスラの販売台数を上回る可能性もあるのです。

その企業とは…BYD

日本だとそのまま「ビーワイディー」と呼ばれます。
日本ではあまり、耳にしない名前かもしれません。

この企業が今、テスラに脅威を与え、1強であったテスラ時代に終わりに迎えようとしているのです。

テスラを超えるEV企業BYDとは?

BYDは1995年に中国で携帯用バッテリーメーカーとして創立した企業。

2008年からはEVの生産・販売も開始しました。

出所:BYD


そんな同社のチーフデザイナーは、ヴォルフガング・エッガー。

アウディなど様々な有名車種を世に送り出した自動車業界のカリスマなのです。

そんなエッガー氏は2016年にBYDのチーフデザイナーに就任。

このようにコメントを出し、同社の成長を確信しています。

「BYDがトップに立つ」
「これからは車のデザインも中国がリードし世界が真似るようになる」

実際、彼の言葉を裏付けるかのように2022年には同社のEV販売数は91万3052台を達成。これは前年比の2.8倍にあたります。

出所: 日本経済新聞

さらには、21年にノルウェー、22年にオーストラリアや南米に進出。
そして、23年には日本へ…

とんでもないスピードでグローバル展開を行い、成長を拡大させているのです。
しかし、なぜBYDはこれほどまでに成長をし、テスラを脅かす存在になったのでしょうか?

その理由の大部分は…

「圧倒的にリーズナブルである」から。

テスラ車は1台579.9万円〜の価格。一方、BYD車は1台440万円〜です。
その差は約140万円にもなります。

日本人の平均年収が461万円のためそれを下回る価格なのです。

しかし、気になるのはその性能ですよね。安かろう悪かろうでは元も子もありません。
しかし、BYDに限ってはそんなこともないようです。こちらをご覧ください。

出所: PRESIDENT Online


これはBYDの「Atto3」と他の企業のEVを比較したものです。

他と比べても大きく見劣りするところはありません。

むしろ値段が安い分「Atto3」のコストパフォーマンスがいいと言うことができます。

このようにBYDは従来のEVよりも安価で高性能のものを生産・販売。
これがテスラを脅かす大きな要因なのです。

実際、テスラはこのことに脅威を感じ、インフラにもかからわず、昨年値下げを断行。

日本でもテスラの人気車種である「モデルS」と「モデルY」が最大80万円以上値下げしました。

出所: 日本経済新聞

もうEV=テスラ1強の時代ではありません。でも、なぜBYDはこんなことができたのでしょうか?そこにはある秘密がありました…

BYDが安価で高性能なEVを作れるワケ

実は…その秘密は、BYDがノウハウを蓄積させてきたバッテリー(電池)にあります。

EVには欠かせないリチウム電池。

BYDの場合、他の企業が使用しているものよりも希少金属をほとんど使用していないため、コストを低くすることができているのです。

さらに、独自で「ブレードバッテリー」と言う刀のように平たい形状のバッテリーを制作。

出所: GOETHE

これにより、効率的に電池を集めることができ、高性能なEVを実現しているのです。ちなみに、テスラもこの「ブレードバッテリー」に興味を示しており、採用がほぼ決まったとの報道もあります。

出所: LcS

テスラも脅かす存在のBYD。同社はまさにまさに「テスラキラー」と言えるでしょう。テスラは2023年が始まってからまだ3ヶ月も経っていませんがその期間で約70%も株価が上昇。

出所:Trading View

もし100万円を投資していたら、170万円になっていると言うことですね。

しかし、テスラの株価はすでに上昇をしているため頭打ち状態…これから大きく株価上昇することはあまり期待できませんよね。

それよりも「テスラキラー」に仕込んでおく方が利益を得られる可能性が高いかもしれません。ぜひ、あなたもこれから成長するようなテスラキラーに注目をしてみてください。

P.S.

今テスラを脅かしているのはBYDだけではありませんでした…

この動画紹介している企業もまさにテスラキラーになるでしょう。
ぜひご覧ください。

P.P.S
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