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世界3番目のハンバーガーチェーンの快進撃

From:イアン・キング

「1銘柄」をたった「1回」売買しただけ…
1年で18,325%のリターンをもたらした投資のエキスパート:イアン・キング

株式市場で20年以上のキャリアを持つ投資のエキスパート。当時ウォール街の王と言われたソロモンブラザーズ、米国6大銀行のシティグループで着実に投資家としての力をつけた。2008年のリーマンショックのときには、株式市場が大暴落する中、立ち上げたファンドは339%という驚異的なリターンを達成。彼の優れた分析力と将来を見通す力は注目されて、Forbes、Fox Business News、Yahoo Financeなど、米国では有名な経済・金融メディアに多数取り上げられている。AI、5G、自動運転、IoT、EV(電気自動車)、再生可能エネルギーなど、最先端のテクノロジーを持ち、大きな株価上昇が期待できる銘柄を発掘することに定評がある。事実、彼が推奨した投資先は18,325%、1,934%、1,061%、919%のような驚異的なリターンをもたらしている。彼が執筆する有料レポートは創刊後4年間で全世界119カ国、およそ12万人の顧客に購読されており、その中にはゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JP・モルガンなどの有名企業のアドバイザーも含まれる。

イアン・キングの詳細はこちら>>

このニュースを、あなたはもう知っているだろうか?

出所:『ウォール・ストリートジャーナル』

これは世界で初めてドライブスルーを導入した
ハンバーガーチェーンのウェンディーズが、
IT企業大手Google社のAI技術を使って音声注文に対応するというニュースだ。

この導入されるAI技術は、「Vertex AI」と呼ばれる
顧客と会話するためのジェネレーティブAIサービス
のことである。

"Vertex AI"がファーストフード業界に革命を起こす

出所:『Google Cloud』

ジェネレーティブAIサービスとは
「与えられた情報やデータから新たな画像や音声、文章などを生成する能力を持つAIのこと」だ。

自ら学習をするため、人の会話を聞けば聞くほど、処理能力や
コミュニケーション能力が上がっていく仕組みになっている。

つまり「Vertex AI」は、
人間と同じように日々学習して賢くなっていくということだ。

人間との大きな違いといえば、
休むことなく働き、学び続けることができるという点だろう。

(学習をするAI:情報を与えられるほどに学習し、賢くなる)

このAI技術「Vertex AI」の応用によって、
今までのドライブスルーにおける、注文方法の常識が覆されるかもしれない。
つまり、"日々学習するドライブスルー"が誕生する。

導入が実現すれば、飲食業界、
とりわけファーストフード業界に革命が起こるだろう。

下剋上を狙うウェンディーズ

ウェンディーズは、
世界で3番目のハンバーガーチェーン
と言われ、世界各国に展開している。

しかし、
ウェンディーズには大きな課題があった。

"それはメニューのカスタマイズ数があまりにも膨大"
ということ。
その組み合わせは、何十億通りもあると言われている。

この数のメニューをスタッフが処理するためにはどうしても、
多くのミスや時間、人員がかかってしまうのだ。

しかし、この"Vertex AI”を導入することで、
ウェンディーズのドライブスルーは
客からのオーダーをより効率的に取ることができるようになる。

今後店舗側のコミュニケーションエラーによる
「間違ったメニューの調理」などのミスが発生しづらくなるというのだ。

このAIを導入した解決サービスは
「Wendy’s FreshAI」と名付けられた。

共同開発を発表した、
Google クラウドのトーマス・クリアンCEOは、
「ウェンディーズは常にイノベーションの最前線に立っており、ウェンディーズとGoogle CloudのジェネレーティブAIテクノロジーの統合により、優れたドライブスルーの新たな標準が確立されると期待しています」
とコメント。

つまり、IT業界の大企業とファストフード業界の
最強のタッグがここに生まれたのだ。

Google Cloud CEOのトーマス・クリアン、出所:Forbes

この最強なタッグにより、
ドライブスルーは、全く別のものとして進化していくだろう。

ただ、この「Wendy’s FreshAI」はまだ導入段階で、
課題が多いのも事実である。

クリアンCEOはウォール・ストリート・ジャーナルに対して
「ドライブスルーでAIを用いて顧客対応することは、非常に簡単な問題だと思われるかもしれませんが、実際は非常に難しい問題のひとつです」
とコメント。

例えば、
●ドライブスルーでの注文時に、車の後部座席に座る子どもの声をAIが無視しなければいけなかったり
●注文客の発する、言葉のアクセントの違いにも即座に理解しないといけなかったり
●注文途中で気が変わった注文客にも対応しなければいけなかったり
といったようなことだ。

とはいえ、AI技術は毎日のように進化している。
この課題も時間とともに解決していくだろう。

そうすればウェンディーズは、
ファーストフード業界をリードすることになっていくかもしれない。

P.S.

イアンさんは「2023年がAIの年になる」
と言いましたが、
そのとおり毎日のように新しいニュースが報道されています。

今やAIはあらゆる産業や業界に応用されて、
新しい時代をリードする企業が次から次へと誕生しているのです。

その大きなきっかけとなったのがChatGPT。

イアンさんは夏までに新たなバージョンが登場する
と言っていますが、もしそれが実現すれば
また大きなニュースになるでしょう。

そこでこちらではその”Xデー”までに仕込んでおきたい、
イアンさんおすすめの3つの銘柄
を紹介しています。

一体どんな企業なのでしょうか?

こちらをどうぞ