ビルゲイツも投資する1,000兆円規模の意外な”投資先”?
From:イアン・キング
これを見てほしい
これは宇宙から撮影した写真なのだが
緑色の円形は全て「農地」である。
その広さなんと26万エーカー、東京ドーム20000個分の広さである。
そして、この巨大な農地をたった一人の人物が所有している。
その人物はマイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ。
なぜ、テクノロジーの最先端にいるような男が、これほどの農地を所有しているのだろうか?
それは、農業に今、大きな革命が起ころうとしているからである。
その革命とは…
”アグリテック”
○農業に革命を起こすアグリテックとは?
アグリテックとは
農業(Agriculture)とテクノロジー(Technology)
を組み合わせた新たな分野である。
例えば
・肥料散布ドローン
・自動運転トラクター
・収穫ロボット
・植物生産工場
などがアグリテックとして挙げられる。
あなたもニュースや記事で見かけたことがあるかもしれない。
このアグリテックブームにより、米国内で農地の需要が増加。
それに伴い、農地の価格も上昇しているのだ。
実際、2008 年から2022 年にかけて農地価格は75%上昇。
特にここ数年では急上昇している。
日本の農地価格は28年連続で下がり続けていることを考えると、
いかに米国で農業が注目されているかわかるだろう。
このようにアメリカではアグリテックブームが起こっているのだが…
実はこの流れをリードする企業はアメリカではない。
これを見てほしい。
これは大手コンサル会社マッキンゼーが公表したものなのだが、ここでは、
“アグリテックがインドを農業大国へと変ぼうさせる”と書かれている。
実際、インドの農業市場は急速に伸びており、2022年155億ドルだった市場規模が2028年にはおよそ2倍の324億ドルに成長すると予測されているのだ。
では、なぜアメリカではなくインドなのか?
○なぜインドは農業大国になりうるのか?
マッキンゼーが取り上げるように、インドではアグリテックによる農業の成長が著しく、将来的に大きな成長が見込める。
その成長の背景としては、アグリテック企業の増加が考えられる。
インドのアグリテック企業は2013年までは50社未満だったのに対し、
2020年には1000社以上に増加。
つまり、たった7年で企業数が20倍にまで増えたと言うことである。
このようなアグリテック企業はインドの農地に最新テクノロジーである、
”ドローン技術”や”自動運転トラクター”の導入を加速させている。
AIやロボットや人間の代わりに農産物を生産してくれるため、人間が別のことに時間を割くことが可能にもなっている。
また、近い将来最新テクノロジーによって
”完全自動運転トラック”が商業化され
高速道路を走るようになると言われている。
もし無人トラックが目的地まで農産物を届けてくれるようになれば、農業でさらに効率化を図ることができるようになるだろう。
このように、インドでは農産物の
”生産”と”出荷”
の両方にイノベーションが起きている。
今後、今まで以上に多くの農産物を生産でき、スピーディーに低コストで農産物を配送することできるようになるかもしれない。
テクノロジーが進歩し、それが農地に導入されることでインドは着実に農業大国に近づいていくだろう。
世界をリードするアグリテックカンパニーが、インドから誕生する日はそんなに遠くないかもしれない。
PS
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