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【業界初】1兆ドル突破の一強企業とは?

From:イアン・キング

株式市場で20年以上のキャリアを持つ投資のエキスパート。当時ウォール街の王と言われたソロモンブラザーズ、米国6大銀行のシティグループで着実に投資家としての力をつけた。2008年のリーマンショックのときには、株式市場が大暴落する中、立ち上げたファンドは339%という驚異的なリターンを達成。彼の優れた分析力と将来を見通す力は注目されて、Forbes、Fox Business News、Yahoo Financeなど、米国では有名な経済・金融メディアに多数取り上げられている。AI、5G、自動運転、IoT、EV(電気自動車)、再生可能エネルギーなど、最先端のテクノロジーを持ち、大きな株価上昇が期待できる銘柄を発掘することに定評がある。事実、彼が推奨した投資先は18,325%、1,934%、1,061%、919%のような驚異的なリターンをもたらしている。彼が執筆する有料レポートは創刊後4年間で全世界119カ国、およそ12万人の顧客に購読されており、その中にはゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JP・モルガンなどの有名企業のアドバイザーも含まれる。

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これを見てほしい。

これは世界の時価総額ランキングを表した図なのだが 「6位」に入る企業がどこか分かるだろうか?

この企業は、

●たった1週間で株価が22%上昇
時価総額1兆ドル(140兆円)超え企業の仲間入り
●世界で初めて時価総額1兆ドルを超えた半導体メーカー
である。

既にどこの企業か検討がついているかもしれない。

そう、この企業はエヌビディア
あなたも最近、よくニュースなどで耳にすることが多いだろう。

半導体企業といってもインテル、AMD、マイクロンといった
大手を筆頭に、米国には750以上の半導体関連企業があると言われている。

そんな中、なぜエヌビディアが突出して株価を上昇させており、
時価総額1兆円を超えることができたのだろうか?

そこには主に2つの理由がある。

半導体チップの検査をする技術者

【2つの理由】なぜ、エヌビディアは時価総額1兆ドルを突破できたのか?

①半導体市場で”8割のシェア”を持っているから

今やテレビ、新聞、本屋等で目にする機会が増えてきたChatGPT。
それもそのはず、
ChatGPTは2ヶ月で1億人ユーザーを突破した生成AIである。

TikTok、Instagram、Facebookのユーザー数が1億人を超えたのは、
それぞれ9ヶ月、2年半、4年半だったことを考えると驚異的なスピードと言えるだろう。

この生成AIとは、あらかじめ学習したデータをもとに、
画像・文章・音楽・デザインなどを新たに作成する人工知能(AI)の総称のこと。

この生成AIはChatGPTに限らず、
マイクロソフト、グーグル、アマゾンといった米国の大手IT企業が次々に開発を進めている。

このように、ChatGPTを筆頭に
生成AIを開発する企業が増えてきている。

そして、生成AIの製造に欠かせないものが半導体であり、
その需要が大きく伸びているのだ。

実際、エヌビディアは2023年2月〜4月期の決算説明会において、
「下半期に確保している供給量は上半期よりも大幅に多くなる
と発表している。

また、生成AI製造に必要な半導体で
エヌビディアはすでに8割のシェアを持っている。

これだけ多くのシェアを獲得しているのだから、
AI向け半導体の需要が伸びれば、
今後エヌビディアの半導体需要が伸びることも予想されるだろう。

高性能の半導体を作っているから

エヌビディアが製造する半導体は、
“競合他社の2年先を進んでいる”と言われるほど高性能である。

例えば、

●進化した最新モデルの処理能力は、エヌビディア旧モデルの3倍を誇る。
●800億個のトランジスタ(電流をコントロールする部品)を内蔵、
 これは最新iPhoneの5倍の量にあたる。
●エヌビディアのGPU(画像処理半導体)は人間の脳のような働きが可能で、
人間のように学習する生成AIの開発に適している。

などが挙げられる。

あまりの高性能ぶりに、テスラのCEOイーロンマスクは、
「エヌビディアの半導体は麻薬よりも入手困難だ」と言っているほど。

テスラのCEOイーロンマスク


このように、エヌビディアは

①生成AIの製造に欠かせない半導体で8割のシェアを持っている
②競合よりも高性能の半導体を製造している


という点で、他の半導体メーカーより優位な立場にいるのだ。

そして、ChatGPT−4の公開により
生成AI市場が大きく盛り上がったことも重なり

エヌビディアの株価は
現在までの7ヶ月間で約2.5倍と大きく上昇したのである。

このようにエヌビディアの株価は大きく上昇しているのだ。

今後はエヌビディアに限らず、多くの半導体企業が
このAIトレンドに乗って業績を上げていくことが期待される。

引き続き、半導体業界から目を離せない状況は続くだろう。

イアンキング

P.S.

今回イアンさんが取り上げた半導体チップメーカーの”エヌビディア”

世界で史上8社目となる、1兆ドル企業になり
大きな注目を集めています。

しかし、このAIトレンドに乗って成長が期待できる企業は
エヌビディアだけではありません。

実は多くの人たちが注目していない
"ある企業"が大きく成長しようとしているんです…

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