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過去、99%の年利を投資家にもたらした…資産を守りながら不労所得を狙う“ゴールドコイン”


最初に・・・

あなたが投資家として経験を積まれた方なのか、まだ始められてからすぐなのか分かりません。

ですが、1つだけはっきり言えることは、今から5年後、10年後、あなたが投資をしていないのは考えにくいということです。

暗号資産に投資するだけでなく、株式や債券などに投資されているかもしれませんし、不動産などに投資されるかもしれません。

いずれにしても、長期で待つものと短期で利益を狙うものを組み合わせたポートフォリオを組み、10年、20年あるいはそれ以上の期間、投資家であり続けるはずです。

そんなあなたにもシェアしたいのが、このレポートで紹介する「ゴールドコイン」です。

これはそもそも100倍といったリターンを狙うようなものではありません。しかし、長期間にわたって投資し続けるなら、あなたの資産を守ってくれる大きな存在になるはずです。

これから詳しい話をしていきますが、その前に…

テクノロジーというのは常に私たちの生活をより豊かにしてきました。

それは投資においても同じです。

今では株式投資はネットで簡単にできるようになりましたが、一昔前までは店頭にわざわざ行って投資するしか方法がありませんでした。

海外の株式を購入するのはもっとハードルが高かったでしょう。

しかし、ネット証券などの誕生で、誰でも簡単に、しかも安く取引ができるようになったのです。

今回紹介する「ゴールドコイン」も同じです。

私たちの投資方法が大きく変わろうとしています…

日本初!金に連動する暗号資産


さて、ここで言う金に連動する“日本初の暗号資産”とは、「ジパングコイン」のことを指します。

果たして、このコインはどのような目的で作られ、私たち投資家にはどのようなメリットがあるのか。このレポートでは、その内容について分かりやすくお伝えします。

>「ジパングコイン」とは何か?


まず、ジパングコインとは何なのか?

そのポイントを3つにまとめると、

・三井物産の強固な財務基盤と、デジタル戦略に支えられた
・少額から取引でき、インフレや経済不安時のリスクヘッジ資産となる
・安定した金の価値と連動を目指した暗号資産

として、開発されたものです。

その開発秘話や、コインの詳細はこちらからご覧いただけます。

Zipangcoin ホワイトペーパー:
https://www.mitsuidc.com/zpg-whitepaper

商社が暗号資産市場に参入した理由 - ジパングコインの使い道【三井物産インタビュー】:
https://www.coindeskjapan.com/140285/

黄金の「Zipangcoin」 (ZPG) デジタルアセットマーケッツ独占インタビュー:
https://digitalassets-online.jp/interview-zipangcoin/

では、こうした記事を基に、どのような考えで創られたものかを理解し、個人投資家が投資を検討すべきかどうか。

これまで、数々の投資商品を取り扱ってきた日本のイアンチームが、メリット/デメリットを解説していきます。

もちろん、必ずしも投資を推奨するものではありません。まして、投資しておかなければ損だということではありません。

あなたのポートフォリオ配分や資産形成の目標をふまえたうえで、参考にしていただけると幸いです。

>金と連動している暗号資産とは?


まず、メリット/デメリットを説明する前に、金に連動する暗号資産の仕組みについて簡単に確認しておきましょう。

このジパングコイン(ZPG)は、「1ZPG=金1グラム(円換算)」と同等の価値を持つよう設計されたもの。実際、下記のグラフが示す1年間のジパングコインと金の価格を見ると、近い値で推移してきたことが分かります。

出所:bitflyer
出所:Bullion Rates

では、どのように「1ZPG=金1グラム(円換算)」となるように仕組み化されているのか。その内容に関しては、このような流れになっています。

出所:株式会社デジタルアセットマーケッツ

この流れを簡単に説明すると、

1:世界的に最も主要な金取引場である「ロンドン市場」から
「三井物産」が金を購入

2:三井物産は、金の現物を担保にして、
ジパングコインの発行を準備

3:100%子会社である「三井物産デジタルコモディティーズ」が、
金現物の価値を基にしたジパングコイン(ZPG)を発行
(発行されたZPGは、銀行保証によって信頼性が補強されます)

4:デジタルアセットマーケッツ(暗号資産交換業者)が、
ジパングコインを様々な販売所へ供給

5:それぞれの販売所(後述)を通じて、
投資家はZPGを購入することができる

このような流れになります。

つまり、実際に金現物を持った販売元(三井物産)が、その価値を担保にジパングコインという暗号資産を発行する仕組みとなっており、金にペッグされた資産だと言えます。

この点では、株式として扱われる「金ETF」と似たものになります。“デジタル化された金投資”の一形態として、金の価値に依存する資産です。

では、なぜ金をそのまま持つのではなく、金に連動した暗号資産を発行するのでしょうか?

その前に…そもそも、なぜ金なのか?

このように述べたのは、かつて「金融王」と言われたジョン・ピアポント・モルガン。実際、金の歴史は古く、少なくとも5000年以上にわたって、価値が認められてきました。

例えば、紀元前3100年の古代エジプトでは、「金は太陽神ラーの一部」であるとされ、ツタンカーメンのマスクには純度95.8%の金が使われたと言います。つまり、5000年以上前からインゴット(地金)は存在していたのです。

日本における歴史も長く、初めて金が採れたのは749年。

現在の宮城県で、約13kgの金が発見されました。それまで、日本では金が採れず、「貧しい国」とされ、金は海外から輸入していたようです。そのため、この金発見のニュースは、当時の天皇である聖武天皇も大変喜びました。

その嬉しさのあまり、年号を「天平」から「天平感宝」 に改元したほど。さらに、まだ喜びが足らなかったのか、その年のうちに再び年号を「天平勝宝」に変更。1年のうちに「3つの年号」が生まれました。

1年で3つの年号が生まれたのは未だこの年だけ。いかに当時の日本にとって、喜ばしい出来事だったかが分かります。

このように、金は5000年以上に渡って、至るところで価値を認められ、通貨として使われてきました。

>金の価値


そんな金の価値は、現代においても健在です。

事実、これは2024年の通貨価値と金価格(米ドルベース)を比較したグラフですが、いかに金が強い資産なのか、お分かりいただけるかと思います。

出所:Trading View

ここでは、2024年初の米ドルの価値を基準として、他の通貨価値を測っています。この場合、日本円やスイスフランなど、通貨の価値は下がっているか、ポンドやユーロなど、ほぼ横ばいなのに比べ、ゴールド一強の状態

もっと範囲を広げて、1900年からの通貨価値と比較すると、さらに凄まじさが分かります。

このようにドル建ての金価格は、過去50年間で50倍以上に。逆に、金に対するドルの価値は50分の1以下になっているということです。

これはドルに限った話ではありません。過去100年間で金に対するポンドの価値は200分の1に。日本円に至っては、およそ3,000分の1になっています。

よって、こうした金の価値に対する高い信頼性を基に、暗号資産という新しいテクノロジーに紐づけて作られたのが、このジパングコインです。

>金のデメリット


では、これだけ歴史が深く、強い資産である金のデメリットとは何なのか?

金現物を持つのではなく、金に連動する暗号資産を持つメリットは何なのでしょうか?

金現物のデメリット3つ:
1.保管が大変
2.流動性が低い
3.金利がつかない

では、金現物を資産として持つデメリットについてお話ししましょう。

まず1つ目は「保管が大変」であることが挙げられます。

例えば今日、自分が金を買ってきたとして、「どこに置いたら良いかわからない...」という方は多いのではないでしょうか?

家にそのまま置いておくには高価すぎて不安だし、金庫を設置するような場所はない。貸金庫に預けるにしても、それはそれでコストが継続的にかかってしまう...

このように思われるのも仕方がありません。現物であることには、メリットもありますが、「管理」というデメリットがあることも事実です。

次に、2つ目に挙げられるのは、「流動性が低い」こと。

金の現物は、株式などに比べて、売却が面倒となる場合があります。実際、即座に現金化しようと思っても、株式と比較して時間や手間がかかります。

特に、金は信頼性が重要視される資産ですので、販売の際には鑑定や査定が必要になり、手数料も発生します。売却する場所やタイミングによっては、価格が変動してしまい、リターンが不確実になる可能性もあります。

最後に、「金利がつかない」という点について。

これは、投資家にとって最もネックになる部分ではないでしょうか。基本的に、投資というのは年間の利回りによってパフォーマンスを測定することが多いもの。利回りが出ないというのは、投資対象として大きなデメリットのように感じられるでしょう。

では、こうした金現物のデメリットに対して、金に連動する暗号資産。ジパングコインの特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?

金ETFとも比較しながら、メリット/デメリットをお伝えします。

【暗号資産×金】 最大のメリット


結論から言うと、今回私たち編集部がジパングコインを紹介するにあたって、最もメリットだと感じられた点は、「金に金利が付く」という点です。

これは、金現物はもちろん、金ETFにもないメリットです。

では、その詳細についてお話ししましょう。

>金に「金利」が付く?暗号資産のレンディングを解説

あなたは、暗号資産のレンディング(貸付)をご存知でしょうか?

レンディング(貸付)とは、自分が保有する暗号資産を貸し出して、利息を得る投資手法の一つ。ジパングコイン(ZPG)や、他の暗号資産でも活用できます。

このレンディングにより、通常の金保有では得られない利回りを獲得することが可能です。本来、金現物を保有している場合、金そのものは無利息資産であり、配当や利子がつかないのが一般的です。これは、金ETFについても同様です。

しかし、ジパングコインを取り扱う一部の販売所では、期間限定で高利回りのキャンペーンが実施されています。これらにより、通常よりも高いリターンが期待できるのです。

こちらをご覧ください。

出所:SBI VC
出所:Coin Trade

この背景には、ジパングコインが比較的新しいプロジェクトであり、市場の認知度を向上していきたいという意図があります。

実際、発行母体である三井物産デジタルコモディティーズは、ホワイトペーパー内で示す目標や、定期開示による事業進捗において、このような情報を提示しています。

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出所:Zipangcoin ホワイトペーパー
出所:三井物産デジタルコモディティーズ(定期開示2024年6月

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これらの情報から、まだ「市場の需要が十分に高まっていない」と想定されていることがわかります。そのため今後も販売業者を通じて、ジパングコインの魅力を高めるレンディングでの高金利提供を行なうことが予想されます。

(現状のキャンペーン実施内容については、販売業元のホームページをご確認ください)

では最後に、実際の取引をするにあたって、考慮すべき点をまとめましょう。

実際の取引において考慮すべき点


>取扱所の比較


まず1つ目に、ジパングコインを取引する際、検討すべき点は「どの取引所から購入するか」についてです。

2024年10月時点で、ジパングコイン(ZPG)を取り扱う国内取引所は以下の通りです。

参考(2024年10月時点も下記の画像と同様の状況):

出所:Mediverse

現時点では、レンディングによる金利付きの取引は、2つの国内取引所で行われています。

SBI VCトレード
CoinTrade

今のところ、レンディングの手数料、暗号資産の売買手数料は、両取引所ともに無料です。そのため、「金利がいくら付くか」という観点だけで見ると、2024年10月時点では、SBI VCトレードに最も優位性があるようです。

ただし、貸出期間が限られている点や、今後いくらで利回りが設定されるかに関してはその時々によって異なります。その点はご了承ください。

>デメリットは? 3つのポイント


では最後に、暗号資産として金を持つことのデメリットについてお伝えします。主にポイントとなるのは3つの点です。

・取引所の破産(貸し倒れ)リスク
・価格変動リスク
・税制面

1つ1つ見ていきましょう。

まず1つ目の「取引所の破産(貸し倒れ)リスク」について。

これは、株式における企業破綻リスクに近いイメージです。

もし、レンディングサービスを提供するプラットフォームが破綻した場合、貸し出した資産が返還されないリスクがあります。

ジパングコインの場合、大本の三井物産デジタルコモディティーズの暗号資産取引には銀行保証が付いており、こうしたリスクは軽減されています。しかし、いくらで返還されるかは、その時の状況によります。

そのため、金価格の大きな変動など想定外の要因によっては、自身の持つコインの価値が減少し、強制的に減った価値で返還される可能性を考慮しておく必要があります。

2つ目に、「価格変動リスク」について。

これは特に、レンディングを通して、利回りを狙っていく場合に考慮すべきリスクです。

レンディング期間中、自身が貸出した暗号資産の価格は大きく変動する可能性があります。しかし、事前に取り決めた取引期間中、あなたはその資産を動かすことはできません。

もし、レンディングした暗号資産の価格が急落した場合、利息以上の損失(評価損)が出る可能性があります。これは急騰した場合も同様です。もし予期せぬ高値で売り抜けたいと思っても、レンディング期間中は売買できないことを念頭に置いておきましょう。

ただし、他の暗号資産と比較して、ジパングコインは金価格との連動を目指し、実際に金を担保として保有しています。1日で50%の上下などは想定されずらいでしょう。

そのため、暗号資産の中では、落ち着いた値動きになりすい資産です。長期で保有する前提であれば、その期間ほったらかしにするよりは、レンディングして得られるメリットも大きいと考えられます。

ここでは、貸出期間中には、資金を動かせないという点に関して、頭に入れておいてください。

最後の3つ目は、「税制面」についてです。

税制面については、下記の記事でよくまとめられていますので、こちらを参照ください。

参考:記事リンクはこちら

出所:Mediverse

ポイントは、

・暗号資産レンディングで得た利益は原則として雑所得に区分される
→雑所得は総合課税の対象なので、「所得税(5%~45%)+住民税(10%)」の税金が発生します。

・レンディングの期間中であれば、税金は発生しない
→実際に利息(暗号資産または法定通貨)を得た際、その時点の利益が所得としてカウントされることになります。

・年間の雑所得が20万円以上の場合、確定申告が必要
→他の投資と損益通算ができないため、損失は相殺することができません

ただし、暗号資産は総合課税から分離課税に移行することが検討されています(2024年10月現在)。

そうなると株式と同じように、20.315%の税率が適用されることとなり、暗号資産を持つ魅力は高まります。この動向については今後、私たちからもシェアしていきます。

これらを加味した上で、実際に取引を行なうか、検討してみてください。

最後に・・・


さて、いかがだったでしょうか?

最古の資産である「金」最新の資産である「暗号資産」

この2つを組み合わせて取引できるよう設計されたジパングコインは、今まで金取引で実現できなかった「利回り」をもたらします。

しかし、これは2022年からスタートしたプロジェクトで、これから広めていきたいという背景から来る、初期ボーナスの色が強いもの。

最後に提示したデメリットを加味しても「魅力がある」と感じられた方は、ぜひ取引を検討してみてください。

そして、私たちクリプト・ビジョナリーズ・クラブでは、今後も最新の暗号資産に関する情報を発信していきます。

現在、米国と比べ、取引できる暗号資産が少ない日本。

しかし、今回のジパングコインのように日本ならではのチャンスもあります。また、税制面での更新情報など、日本編集部のリサーチを駆使してサービスを提供いたします。

これからも楽しみにお待ちください。